2016年5月5日木曜日

VMware NSXのエディション化が発表されました!(2)

前の投稿でVMware NSXのエディション化について紹介をしました。
細かい機能紹介でかなりの量を記載しましたので、具体的なQAについてはこちらの投稿で紹介をしたいと思います。

Q.
今までのNSX for vSphereを保有していた人はどうなるのでしょうか?
A.
NSX Enterprise Editionのエディションに無償で移行されることになります。

Q.
マイクロセグメンテーションをHorizon Viewの機能と共に利用する予定だったのですが、「for Horizon」は、もう提供されないのでしょうか
A.
Horizon View環境でNSXを利用する場合、マイクとセグメンテーションでの利用が主になると思われます。そのために、Advanceエディションに関しては、VM単位でカウントするライセンスが提供されますので、そちらを手配いただくこととなります。

Q.
NSX StandardまたはAdvanceを購入した場合、それぞれ上位のエディションにアップグレードすることはできるのですか?
A.
アップグレードパスが提供されますので、必要に応じてエディションのアップグレードが可能です。

Q.
今までの単一エディションのNSX for vSphereは、いつまで手配可能ですか?
A.
2016年5月3日をもって終息となりましたので、今後の手配はできません。

Q.
マイクロセグメンテーションを実現したいのですが、どのエディションを利用すればよいのでしょうか?
A.
Trend Micro Deep Securityとの連携などマイクロセグメンテーション機能を利用した場合、分散ファイアーウォールの機能が必要となりますので、Advancedエディション以上が対象となります。

Q. いままで、vCNS(vCloud Network & Secuirty)を利用して、VXLANを構築していたのですが、vCNSからNSXへアップグレードする場合は、どのエディションを選べばよいのでしょうか?

A.
単純な、VXLANの利用だけであれば、Standard Editionでかまいません。ただ、vCNS時代のEdge Gatewayを利用していた場合、IPSec-VPNやSSL-VPNを利用していた場合、VPN機能は、Enterprise Editionでしか提供されませんので注意が必要です。

疑問は晴れましたでしょうか?
使える機能はすべて記載された一覧がKBとしても出ていますので、必要な機能に応じてエディションを選択すればOKです。



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