2016年6月5日日曜日

NSXのセキュリティタグをAPIで活用してみよう(その1)

NSXの分散ファイアーウォールには、Service Composerとの連携で、仮想マシンをグルーピングして条件に合うものだけを通信制御ができます。

これは、仮想マシン名やOSなどかなり柔軟なグルーピングが可能ですが、例えば、仮想マシンがウイルスに感染した仮想マシンをグルーピングするなど、状態が常に変化する仮想マシンのグルーピングを行う場合、Service Composerだけでは、対応できない側面があります。

そこを救う機能が、仮想マシンの「セキュリティタグ」の付与です。

これは、vCenter Serverで管理されるタグではなく、NSX Manager側で、仮想マシンのタグ情報を管理する、NSX独自の機能です。


デフォルトでタグは定義されていますが、独自にタグを作成することも可能です。


タグが付与された仮想マシンをグルーピングする部分は、Service Composerを利用します。

このNSXセキュリティタグは、NSX ManagerのAPIをコールすることで、ユーザーからもタグを付与することができます。

NSXのAPIは、RESTでコールすることができますので、簡単に連携することができます。

つまり、このAPIをうまく活用することで、外部セキュリティソフトなどと連携して、状況に応じて通信制御を行う事が簡単にできるようになります。

今回は、RESTAPIをGoogle Chomeのアプリである「Postman」を利用して、APIを利用したNSXのタグ付与を行ってみましょう。

 では、実際にPostmanをインストールしてみましょう。

Google Chromeを起動し、アプリランチャーを起動します。

Postman Rest  Clientを検索しますし、Chromeに追加をクリックします。


拡張機能をインストールスるをクリックし、Chromeにアプリケーションを追加します。



これで、インストールは完了です。
では、早速、Chromeツールバーの右上にあるアイコンをクリックしてみましょう。



では、次回でAPIをコールして仮想マシンにタグ付与を行うところまでやってみましょう。








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