2015年秋に発表されたUpdate1aに対してパッチが当たりUpdate1bになっているようです。
今回の大きなアップデートは、TLSの1.1、1.2のサポートがなされているようです。
ただし、
- vSphere Client
- Virtual SAN Observer on vCenter Server Appliance (vCSA)
- Syslog on vCSA
- Auto Deploy on vCSA
- Auto Deploy/iPXE
は、未対応とのことです。
ESXiにおいては、NFS4.1でAES128/256のRPCヘッダー認証に対応したと記載があります。気になるところとしては、
- This release of vCenter Server 6.0 Update 1b supports URL-based patching using the zipped update bundle. For more information, see KB 2142009.
- The user preferences for Client Integration Plugin or VMware-csd guard dialog box in vSphere Web Client can be configured. For more information, see KB 2142218.
1つ目は、どうやらURLベースでパッチの場所を指定することでパッチが適用できる機能が搭載されたそうです。ESXi Embeded Host Clientにも同様の機能が搭載されていましたが、この機能は確かに便利です。オンラインからダウンロードして転送する必要がないのは楽ですね。
(パッチ適用に失敗した際にリカバリしてくれる機能があるかはわかりませんが)
もう一つは、vSphere Web Clientでの統合プラグインに関する設定変更が可能とのことです。
少々謎ですが、KBも出ています。
ESXiにおいては、VMware ToolsがVersion 10となったこともありますので、頃合いを見てバージョンアップするのが望ましそうですね。
(参考)
VMware vCenter Server 6.0 Update 1b Release Notes
http://pubs.vmware.com/Release_Notes/en/vsphere/60/vsphere-vcenter-server-60u1b-release-notes.html
VMware ESXi 6.0 Update 1b Release Notes
http://pubs.vmware.com/Release_Notes/en/vsphere/60/vsphere-esxi-60u1b-release-notes.html
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