ラベル ESXi6 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ESXi6 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年3月26日土曜日

ESXi6.0 u2にて、アップデート方法とVSANエラー対策

vSphere6 Update 2の発表により、ESXiも6.0 Update2がリリースされました。
ISOからアップデートすることも可能ですが、KVM等が接続されていないデーターセンターなどでは、ISOからのアップデートは面倒かと思います。

メインバージョンのアップデート出ない場合は、ESXiは、vibファイルによるアップデートが可能です。
いわゆるパッチの適用と同じ手法となります。

まずは、パッチの入手先ですが、
https://my.vmware.com/group/vmware/patch#search
から、VIBファイルとして入手が可能です。


ダウンロードしたZIPファイルは、ESXiから参照できるのデーターストアーにアップロードしましょう。


あとは、PowerCLIを使ってアップデートをする方法が一応正規なやり方ですが、それだけのためにPowerCLIをインストールするもの面倒な場合は、ESXiのSSHを有効にすることでパッチ適用が可能です。



SSHサービスの状態を確認します。

必要に応じて、サービスを起動します。


これでSSHで接続できる準備ができました。
早速TeraTermを使って接続をしてみましょう。

接続できると、シェルが表示されます。

早速、アップデートしたファイルを確認してみます。
DataStoreは、「/vmfs/volumes/(DataStore名)」にあります。

cd /vmfs/volumes/(DataStore名)
で、lsコマンドでファイルがあることを確認します。


ではでは、早速アップデートを実行してみましょう。
通常のアップデートは、以下のコマンドで行います。
esxcli software vib update -d アップデートファイルのフルパス
で、OKなのですが、なにやらエラーが表示されました。

 [DependencyError]
VIB VMware_bootbank_esx-base_6.0.0-2.34.3620759 requires vsan >= 6.0.0-2.34, but the requirement cannot be satisfied within the ImageProfile.
VIB VMware_bootbank_esx-base_6.0.0-2.34.3620759 requires vsan << 6.0.0-2.35, but the requirement cannot be satisfied within the ImageProfile.

Please refer to the log file for more details.

調べてみるとKBが出ています。
VMware Virtual SAN (VSAN) VIB dependencies introduced in ESXi 6.0 Update 2 onwards (2144595)

どうやら、プロファイル情報をアップデートしないと駄目なようですね。

ということで、ESXi6.0 Update2を適用するときは、
esxcli software profile update -d /vmfs/volumes/(DataStore名)/update-from-esxi6.0-6.0_update02.zip -p ESXi-6.0.0-20160302001-standard
アップデートはそれなりに時間がかかります。
アップデートが終了したら、とくにSuccessなどのメッセージは出ず、アップデートされた一覧がずらっと表示されます。

これでOKです。
あとは、ESXiを再起動すれば作業は完了です。

ESXiホストの再起動後、vSphere Clientから接続してバージョンを確認しておきましょう。
きちんとビルド番号が上がっていればOKです。







2015年11月3日火曜日

ESXi(vSphere Hyper Visor)のrootパスワードがわからなくなったら

まれに聞かれることが、ESXiのrootパスワードがわからなくなった(要するに忘れた)のですが、どうやったらリセットできるのでしょうか?という質問です。

たしかに、VMwareのKBを見てみると、ESXi6の手法が書かれていません。
ただ、ESXiの基本的な考え方は変わりませんので、ESXi5の方法と同じです。

(参考)ESX/ESXi ホストで root パスワードを忘れた場合の変更 (2078942)
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2078942

↓ESXiパスワードを忘れるとシャットダウンすらできない
(ただ、vCenter Server経由で操作できればそちらで頑張る方法もあり)



では、具体的な方法ですが、もしvCenter Server経由等でパスワードをリセットしたいESXiホスト上に仮想マシンが稼働しているのであれば、vMotionもしくはシャットダウンするなどして、ESXiホスト上に仮想マシンが存在しない状態にすることがベストです。ただ、どうしようもない場合は、そのままESXiホストをシャットダウンします。

vSphere ESXi6のCDメディアを用意し、サーバーの電源を入れCDから起動し、ESXi6のインストール画面に進みます。

そうです、ハイパーバイザーの再インストールです。

え、でもハイパーバイザーをインストールしているディスクをVMFSデータストアーとしても使っているから、それがなくなると困るよ!という方も居るかもしれませんが、大丈夫です。

まずは、普通にEnterで進みます。

ライセンスも同意しましょう。(出ないと先に進みませんので)
次にESXiをインストールするディスクを選択します。今回は上書きでパスワードリセットが目的ですから、以前のESXiが入っていたディスクを選択します。
ここが最も重要です!
ここのでデフォルトは「Upgrade ESXi , preserve VMFS datastore」となっていますが、
「Install ESXi , preserve VMFS datastore」を選択し、Enterで次に進みます。

 一応解説です。
Upgrade ESXi , preserve VMFS datastore
こちらは、ESXiのアップグレードになります。同じバージョンのESXiのメディアであってもこのメニューは表示されます。こちらの場合、ESXiの設定と既存VMFSデーターストアのデータが保持されます。

Install ESXi , preserve VMFS datastore
こちらは、ESXiのみを新規でインストールし、既存VMFSデーターストアは、そのまま保持します。
つまりESXiのrootパスワードは、ESXiの設定に含まれますので、ESXiのみを再インストールし、DataStoreの情報を保持するため、こちらの選択となります。

Install ESXi , overwrite VMFS datastore
こちらは、まっさらにインストールするパターンです。ESXiの情報もDataStoreの情報も無くなりますので、基本的にこちらは、選択するケースは少ないと思います。(全部データーが消えますので注意しましょう!)

ここからは、新規インストールと同じです。キーボードタイプを選択します。

さあ、出てきました。ここで新たなrootのパスワードが付与できます。(今度は忘れないようにしましょう)

あとは、インストールして再起動するだけで完了です。

インストールを待って...

これで再起動で完了です。(ESXiのCDを忘れずに抜きましょう)


ということで、ESXiの設定自信は無くなってしまうものの仮想マシン等大事なデーターが入っているDataStoreには影響を及ぼすことなく、ESXiのパスワードをリセットできます。
パスワードは忘れないことが一番ですが、どうしても困ったらこの方法で切り抜けましょう!