メッセージには、代わりにOVFツールを使うように指示が出ています。

OVFツールのダウンロード先
https://www.vmware.com/support/developer/ovf/
ダウンロードに際し、MyVMwareにログインします。
(vCloud Airを登録した際のMyVMwareアカウントで構いません)

自分のOSに適合したものをダウンロードして、インストールします。

インストールはウィザードに沿って進めば特に迷うところはありません。
では、実際の使い方ですが、これが結構面倒なので、ポイントをご紹介します。
ISOファイルのPUT方法
ovftool --sourceType="ISO" --vCloudTemplate="false"
"アップロードしたいISOファイルの場所" "vcloud://vCloud Airのログインユーザー名:vCloud
Airのパスワード@vCloud Director
HostName ?org=Org_VDC&media=Media名&catalog=Catalog名"
となっています。
では、実際のパラメーターを以下のようにして当てはめてみましょう
ovftoolsのインストール先:
C:\Program Files\VMware\VMware OVF Tool
アップロードしたいISOファイルの場所:
C:\isos\CentOS-7-x86_64-DVD-1503-01.iso
vCloud Airのログインユーザー名
vcloudair@example.com
vCloud Airのパスワード
vcloudairPassword#1234
vCloud Director HostName ※1
jp-japanwest-1-10.vchs.vmware.com
Org_VDC ※2
910dbe9a-a1d2-43cf-9c8c-xxx99999xx99
Catalog名 ※3
MyOS
Media名
CentOS7
C:\Program Files\VMware\VMware OVF Tool
アップロードしたいISOファイルの場所:
C:\isos\CentOS-7-x86_64-DVD-1503-01.iso
vCloud Airのログインユーザー名
vcloudair@example.com
vCloud Airのパスワード
vcloudairPassword#1234
vCloud Director HostName ※1
jp-japanwest-1-10.vchs.vmware.com
Org_VDC ※2
910dbe9a-a1d2-43cf-9c8c-xxx99999xx99
Catalog名 ※3
MyOS
Media名
CentOS7
※1と2はこちらから参照

※3はこちらから参照

この※1~3に関しては、実環境によって異なります。
では、こちらの確認方法をご紹介します。 これを基に当てはめると、以下のようになります。
"C:\Program Files\VMware\VMware OVF Tool\ovftool" --sourceType="ISO" --vCloudTemplate="false" "C:\isos\CentOS-7-x86_64-DVD-1503-01.iso" "vcloud://vcloudair@example.com:vcloudairPassword#1234!@jp-japanwest-1-10.vchs.vmware.com?org=910dbe9a-a1d2-43cf-9c8c-xxx99999xx99&media=CentOS7&catalog=MyOS"
実際にコマンドを実行すると、ステータスが表示されます。

GUIでできれば便利なのですが、しばらく間はCLIで頑張るしかなさそうです。
でも、手順がわかれば難しくはありません。
ISOにかかわらず、OVFを転送する際もこちらのコマンドで対応可能です。
vCloud Airは、ISOやOVFがアップロードできるのも特徴ですので、是非こちらをご活用ください。
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