さて、vROpsは他の監視ツールと違うと言うこと、また、vROpsは、監視ツールと組み合わせて利用することで、潜在的な問題と突発的な問題の両方を把握できると言うことがわかりました。
では、運用管理ツールとしてvROpsは何が凄いのかを見ていきたいと思います。
[その1]
vCenter Serverに接続されているデバイスや仮想マシンは、1つ設定するだけで、すべて監視対象に!
通常の監視ツールは、IPアドレスに基づき、1つずつ監視ノードの追加し、閾値の設定が必要ですが、vROpsは、vCenter Serverアダプタの設定1つするだけで、ESXiホストから、接続されたストレージ、仮想マシンまでvCenter Serverで管理できるオブジェクトはすべて管理対象となります。
これは、楽です。
vCenter Serverを複数設定できますので1つのvROpsで、複数のデータセンターを管理するような事も可能です。
[その2]
今まで見えにくかった、IOPSやネットワーク通信料を見ることができる!
ネットワークトラフィックは、SNMPを利用することである程度の通信料は見る個はできましたが、すべての仮想マシンを対象にすると、設定がかなり大変かと思います。
IOPSは、ストレージにツールがある場合ぐらいでしか見る事ができないことが多いかと思います。
しかし、vROpsを利用すれば、ESXiホスト単位はもちろん、仮想マシン単位でもIOPSやネットワークトラフィックを見ることができます。
このスクリーンショットでは、思ったほどネットワークやIOPSは負荷が少ないようで、数値も少なめですね。
状態を常に取得し、状況を元に判断するというvROpsならではであり、このようなIOPSや、ネットワークトラフィック情報など細かくとりづらかったものが取得できるというのは、vROpsの凄いところだと思います。
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