VMwareユーザーであれば、おそらくプロモーション等でこんな画面を一度は見たことがあるのではないでしょうか?
バッジの色とスコアで、状態が把握できるツールとして大変人気です。
あれ、これって、vCenter Operations Manager(vCOps)ですよね?
いやいや、vSOMですよね。
と思われる方も...。
この製品、VMwareの注力ソリューションではあるのですが、製品名称が変わったり複雑な販売体系のため、名前が錯綜しています。それぞれの名前を一度確認してみたいと思います。
- vROps
vRealize Operations Managerの略。
この管理ソフト単体の現在の名称。(2014年の秋に名称変更によりこの名前に)
バッジとスコアで状態が把握できるVMware製のソフトといえば、現行「vRealize Operations Manaher (vROps)」が正しい形になります。 - vSOM
vSphere with Operations Managerの略
つまり、vSphereとvRealize Operations Managerのセット商品となります。
そのため、この画面をvSOMですと言われる方もいらっしゃいますが、厳密に言うと、vSOMではなく、vROpsの画面という方が正しいことになります。 - vCOps
vCenter Operations Managerの略
この製品が出た時代(2012年?)当時は、vCenter Serverの拡張製品という位置づけの元、vCenterシリーズに属していました。
2014年11月のVMware社の発表により、vCOpsは、vRealizeシリーズにブランドが変わることになり、現行ではvCOpsという製品は販売終了になっているという事になります。
前は、「ヴイコップス(vCOps)」でしたが、「ヴイソム(vSOM)」のほうが言いやすいため、この画面を見るとvSOMと言ってしまうのは、日本人ならではなのではないかと思います。
単純に言うと、vROpsが現行の正しい名称。vCOpsは、昔の名前。vSOMは、vSphereとvROpsのセット商品と覚えておきましょう。
共通点は、みな、vRealize Operations Managerのこと(複合製品の一部)ということです。
0 件のコメント:
コメントを投稿