様々な機能が0.0.1のバージョンアップではありますが、個人的には興味のある機能実装がなされていました。
- 接続クライアントのローカルドライブマッピング
Windows Clientは完全対応、Macはテクニカルプレビューとなるようです。
- Linuxデスクトップ(Linux系OSをVDIのOSとして利用するの対応
Ubuntu、RHEL、CentOS、NeoKylinをサポートするみたいです。
(NeoKylinってそんなディストリビューションがあったんですね)
ちなみに、vGPUは、まだサポートされていないようです。 - シリアルポートリダイレクション
これはなにげに大きな機能ですね。時々、銀行との取引でモデムを使っているという話が出てきますが、これで回避できるようになりそうです。 - RDSデスクトップでのWindows Mediaマルチメディアリダイレクト(MMR)のサポート
こちらも、VDIだとコストが合わなかったケースにRDSベースでコストダウンが見込めますね。
SBC形式だけでの展開もだいぶ実用的になってきた感があります。
- HTML Access(blast)での、RDSアプリケーションサポート (AppBlast)
これも、大きいですね。blastは、ブラウザーだけでVDI環境が利用できて大変便利なのですが、RDSH経由でのアプリケーションはサポートされていませんでした。
まず、RDSHのサーバーにView Agentをインストールしようとすると、
「内部エラー2503」が出ます。インストール前にRDSのサーバーを一度再起動しておく必要があるようです。(既知の問題として記載されていました)
Horizon View 6.1.1 Release Note
https://www.vmware.com/support/horizon-view/doc/horizon-611-view-release-notes.html
ViewのAgentとConnectionサーバーも6.1.1にバージョンを上げて、いざAppVlastがと思ったら、前と6.1と同じ画面でアプリケーションも表示されません。
おかしいなと思ったら、どうやら追加で「HTML Access Web Portal Installer」なるモジュールがあり、 これをインストールしないとAppBlastはサポートされないようです。
気を取り直して、再度接続してみると、何となく画面が変わっていました。
Horizon View 6.1 Blast画面
Horizon View 6.1.1 Blast画面
どこかで見たような気がするなと思ったら、iPad版 Horizon Clientとよく似ています。
さらにメニュー画面もだいぶ変わりました。
実際のアプリケーションは
こんな感じです。左側のメニュー表示もiPad版Horizon Clientと同じ感じですね。
ブラウザーの表示部分いっぱいにアプリケーションを最大化もできますし、ブラウザーの中で複数のアプリケーションを起動して、ウィンドウ操作も可能です。
ひそかに、IMEバーも表示されているのはいいですね。
また、ハンズオンラボのNeeの環境で見たことあるような、クリップボードコピー機能もあります。
もともとBlastは、便利のいい機能だと思っていましたが、今回のアップデートでさらに完成度が上がった感じです。
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