2015年6月15日月曜日

vCloud Airを使う(3) とりあえず仮想マシンを作ってみる(実践編) その1

さて、テンプレートからの展開は簡単にできましたが、テンプレートにない仮想マシンはどうやって作るのでしょうか?
答えはvCloud Directorから作成します。

まずは、vCloud Directorにアクセスします。

みなれたVMチックな画面が表示されます。これがvCloud Directorの画面です。
まずは、OSのISOイメージをアップロードする必要がありますので、カタログをクリックします。


カタログとは、仮想マシンやISOイメージなどを、1つのかたまりとして管理でき、デプロイ時にこのカタログ単位で仮想マシンの展開などができるようになります。あくまでも仮想マシンの一括展開管理用が目的な機能ですが、脇の機能としてISOメディア等のメディアを管理する機能があり、今回はそちらを利用します。まず、+マークを押してカタログを追加します。
自分が管理しやすい名前を入れて次ぎへを押下します。
 保存ストレージ場所を決まれますので、組織内の利用できる任意のストレージを使用しますにチェックを入れて次へを押下します。

 権限設定が出てきます。vCAの場合、閉じられた管理となりますので、組織の全員にカタログを見せても問題ないと思いますが、必要に応じて権限設定をします。



設定した権限が一覧に表示されていることを確認し、次へを押下します。

最後に、サマリーができますので、完了を押下します。

続いて、カタログにメディアをアップロードしたいと思います。
vCloud Directorのカタログ画面に行き、先ほど作成したカタログをクリックします。

先ほど作成したカタログ画面に行き、メディアとその他のタブを押下して、アップロードボタンをクリックします。
アップロードの画面が表示されますので、自分のPCに保存したISOイメージを選択して、アップロードを押下します。
尚、ダウンロード機能もあるのですが、私が検証する限りうまく動作してくれませんでしたので、ローカルからのアップグレードが間違いないと思います。

アップロードが始まると、子ウィンドウが表示されアップロードの状況が確認できます。
尚、このウィンドウは閉じてもアップロードはそのまま続いています。
アップロードの隣のアイコンをクリックすれば、先ほどの子ウィンドウが表示され状態が確認できます。

アップロードが完了すると、準備完了となります。


次回は、このアップロードしたISOイメージから仮想マシンをvCloud Directorを利用為て仮想マシンを作成してみたいと思います。

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