さて、前回はDirectConnectによる、閉域網でvCloud Airとオンプレ環境を接続しようというお話をさせていただきました。
このサービスは他のクラウドサービスにおいても提供されております。
さて、そもそもオンプレの場合、自社にサーバールームを設置してサーバーを運用しているケースは昔に比べて少なくなってきており、その代わりにiDC(データーセンター)を利用し、自社サーバーを運用されているケースが増えていると思います。
さて、vCloud Airは、現在西日本リージョンとして福岡県内データーセンターにて稼働しています。
このデーターセンターはvCloud Air専用ではなく、自社のサーバー等々を設置するデーターセンターとして利用することができます。
さて、そうなると同じ場所でvCloud Airと自社のサーバーが稼働しているわけですから、それをDirectConnectで、一度閉域網サービス局舎を通してvCloud Airと接続する折り返し通信が発生する接続はやや、効率が悪いと思います。
同じ敷地の中であれば、直接自社のオンプレ環境とvCloud Airを接続できれば、効率がよいことは一目瞭然です。
そんな、サービスがvCloud Airにはあります。
それが、「Cross Connect」です。
イメージはこんな感じです。
この形ですと、VPNによる暗号化オーバーヘッドもなく、接続も単純明快に、安全かつ最も効率よく接続をすることができます。
尚、この場合もDirectConnectと同じで、ポート料金が発生することと、ポートはEdgeGatewayの1ポートとして設定されますので、同じくL3ルーティングされることも忘れずに押さえておきましょう。
このサービスはvCloud Airならでわなサービスです。
真のハイブリッドクラウドと言うだけ合って、オンプレとの接続にはたくさんの種別が提供されるのは、vCloud Airの強みと言ってもよいでしょう。
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