では、vSphere6とvSphere5.5が混在している環境で、vSphere6からサポートされた仮想マシンバージョンv11の仮想マシンを、vSphere5.5の環境下でレプリケート&稼働できるのかを確認してみました。
結果から申しますと、レプリケートはなんらもんだ無く成功します。
では、実際にリカバって見ましょう。
リカバリ先のホストを選択する画面で、
レプリケートされた側のストレージの中を見ると、以下のようになっています。
これをみるとわかるように、VMDKはそのままに、vmx等のファイルは拡張子の後ろに管理バージョン的なものが付与されています。このvmxのファイルの中身を開くと、普通のvmxファイルの為このファイルを直接編集して仮想マシンバージョンの値(virtualHW.version)を、10等にするとvSphere 5.5でも動作するのかもしれませんが、さすがにこれはサポート対象外ですので、仮にできたとしても自己責任にてどうぞ。
ということで、vSphere5.5のホストに接続されDataStoreにvSphere6でサポートされたハードウェアバージョン11の仮想マシンを、vSphere Replicatinでレプリケートさせることは可能です。但し、実際にリカバリする際に、リカバリする仮想マシンを稼働させるホストを選択する際にバージョンのチェックが行われ、今回の場合ですとチェックに引っかかり、vSphere5.5のホスト上でのリカバリはできないという結果になりました。
vSphere Replicationでのレプリケーションの際には、仮想マシンバージョンの事前確認をお忘れ無く。(いざというときのDRですので・・・)
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