Update1というと例年ですと多少の機能アップ(ブラッシュアップ)とパッチの適用済みモジュールの提供というイメージ強かったのですが、今回はUpdate1という割に、結構なアップデートが入っているようです。
今回は、vCenter Server Appliance 6.0Update1についての変更点を見てみたいと思います。
その一番の変更点は、いわゆる管理サイト「ポート5480」の復活です。
アクセス方法は、
https://vCenterServerのFQDN(or IPアドレス):5480/
です。 このサイトは、rootユーザーと、vCenter Server Appliacneをインストールする時に入れた、rootアカウントのパスワードでログインします。
ログインするとステータス画面が表示されます。
vROps的なステータスアイコンで状態を確認することができます。
続いて、アクセスの項を見てみましょう。
こちらで、SSHやシェルの有効/無効が設定可能です。
では、気になるネットワークの項を見てみましょう。
なんと、vCenter Server にログインせずにvCSAのIPアドレスが変更できてしまいます。
では、今までの方法であった、 「管理」→「システム構成」→「ノード」からvCSAのIPアドレスの変更画面がありましたが、こちらの機能はきちんと残っています。
では、続いて時刻の項はどうでしょうか。
なんと、今までコンソールでした設定ができなかったタイムゾーンの設定が、画面からできるようになりました!
デプロイしたばかりのvCSAは、UTCになっていますので、適宜変更が必要になります。
では、更新の項を見てみましょう。
アップデートの設定がこちらで可能なようです。
注目は、自動アップデート確認機能ですね。(勝手にアップデートはされないですが、アップデートを常にチェックしてくれるのは結構便利な機能ですね。ただ、これの確認はこの画面を開かないとわからないのかもしれませんが・・・)
では、最後に管理の項を見てみましょう。
こちらで、rootのパスワードの変更が可能です。
注目すべきところは、rootのパスワード有効期限です。
デフォルトで365日で設定されています!
こちらは、気をつけておかないとログインできなくなる可能性もありますので、注意が必要ですね。
最後になりましたが、この管理サイトは、いつものVMチックな管理画面ですが、Flashベースではなく、HTMLベースで作成されています。
ですので、操作も軽い感じです。
普段は使わない機能ですが、困った時のアプライアンス設定機能ですので、是非押さえておきたい変更点だと思います。
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