2015年10月7日水曜日

Hybrid Cloud Managerは、VPC/VPC Ondemandには、残念ながらまだ未対応のようです

さて、先日お伝えしたHybrid Cloud Managerですが、肝心のvCloud Airの契約情報を入れるところで、VPCやVPC Ondemandの情報を入れようとすると、はねられてしまいます。
どうやら、現行はDedicated Cloudのみの対応になっている模様です。

さて、この登録の仕方にも癖があります。

まずは、登録画面まで。
Hybrid Cloud Managerのプラグインが正しく登録されると、メニューにアイコンが表示されます。

vSphere Web Clientを起動すると、Hybrid Cloud Managerのアイコンが表示されます。
(Hybrid Cloud Managerの有無にかかわらず、標準でアイコンが表示されますが、こちらはvCloud Airの案内と登録画面へのガイダンスしかありません)
アイコンは、旧VCHS Pluginと同じアイコンが、Hybrid Cloud Managerのアイコンとなります。

Hybrid Cloud Mangaerの画面から、登録を行います。


vCloud Airの契約情報登録画面が表示されます。
登録に必要な情報と注意点は以下の通りです。


Org URLの場所は、
このvCloud Director API URLになります。

登録時のポイントは、
「Org Name」の箇所は、必ずVDCの名称と同じものを入れます。
(自分管理用の名前を入れると登録できません)

「UserName」は、ログインに利用するメールアドレス「xyz@example.com」の後ろに@をつけて、VDC名をつけることです。(xyz@example.com@VDC01)

「Org URL」は、上記の通り、vCloud Director API URLを取得し張り付けることで登録が完了します。

少々ややこしいので、こちらは注意事項として押さえておくべきポイントでした。

ちなみにDadecated Cloudは、価格も高いのでそんなにユーザーさんがいないのが現状でしょうから、Hybrid Cloud Managerの恩恵を受けられるユーザーはまだ少ないと思います。
早く、VPCやVPC Ondemandの対応を期待したいところです。



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