以前に、vSphere Web Clientの画面をカスタマイズする方法をお知らせしましたが、もっとLinuxBOXとして利用するため、maintというメンテナンスユーザーを作成し、直接root権限を渡すまでの方法をお知らせします。
※尚、本番環境での実装はお勧めしません...。
1.まずは、vCenter Server Applianceの仮想マシンにログインします。
2.この画面で、Ctrl+Alt+F1を押します。
3.シェル画面が表示されますので、rootで、vCSAを設定したときのrootパスワードを入れて、vCSAにログインします。
4.Shellに入ります。
shell.set --enabled True shell
5.sshd_configを開きます。
vi /etc/sshd_config
6.MaxSessions 1 を 10に変更します。
7.変更が終わったら、「:wq!」で終了します。
※キーボードマッピングがUSになっているので、コロンが、109キーボードですと、セミコロン+Shiftになりますので、注意してください。
8.次にユーザーを追加します。
useradd mainte -s /bin/bashこの-s /bin/bashは必須です。
vCenter Servere Applianceでは、デフォルトのShellが、/bin/applianceshという、vCenter Server Appliance独自のシェルになっていますので、かならずBashを指定するコマンドを入れます。
9.パスワードも合わせて設定します。
passed mainte
10.ホームディレクトリが自動で作成されませんので、手で作成します。
mkdir -p /home/mainte11.次に、作成したmainteユーザーに直接root権限を付与します。
vipw12.「/mainte」で作成したユーザーを検索します。
13.1012:100となっているところを「0:0」に変更します。
これで、SSHでログインしてみましょう。
これで、さらっとrootでログインできるようになりました。
では、この機能を利用して便利ないろいろなことをやってみましょう。
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