ヴイエムウェア、VMware vCloud® Air™と学術情報ネットワーク(SINET4)の接続サービスを提供開始
さて、SINET4とは、そもそもなんなのでしょうか?
学術情報ネットワークは、日本全国の大学、研究機関等の学術情報基盤として、国立情報学研究所(NII)が構築、運用している情報通信ネットワークです。教育・研究に携わる数多くの人々のコミュニティ形成を支援し、多岐にわたる学術情報の流通促進を図るため、全国にノード(ネットワークの接続拠点)を設置し、大学、研究機関等に対して先端的なネットワークを提供しています。また、国際的な先端研究プロジェクトで必要とされる国際間の研究情報流通を円滑に進められるように、米国Internet2 や欧州GEANT をはじめとする、多くの海外研究ネットワークと相互接続しています。
2011 年4 月からは、従来の学術情報基盤であるSINET3 を発展させたSINET4 の運用を開始しました。学術情報ネットワークは「最先端学術情報基盤(CSI:Cyber Science Infrastructure)」構想の中核に位置付けられています。
学術情報ネットワーク(SINET4:サイネット・フォー)とは より
http://www.sinet.ad.jp/about_sinet/
LG-WANの大学版のような感じですね。いわば、大学同士を接続するWANサービスですね。
今回のケースは、このSINETクラウドサービスを利用した形で、vCloud Airの日本リージョンがあるDCに接続をしたことになります。
SINETクラウドサービス
http://www.sinet.ad.jp/service/other/cloud_services/
SINET接続可能なクラウドサービスの一覧も出ています。
一番最後に、ちゃんとvCloud Airも入っています。
SINET / サービス提供機関一覧
http://www.sinet.ad.jp/service/other/cloud_services/list
一覧を見ると、世界規模で展開されているパブリッククラウドでは、AWSに次ぐ2番手のようですね。
いずれにしても、クラウドへの接続は、セキュアに行いたいものですから、DirectConnect以外に、SINETのような特殊なネットワーク接続ができることは、大きなメリットだと思います。
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