せっかくですので、発表内容をまとめておきたいと思います。
■Virtual Provate Cloud OnDemand (いわゆる従量課金)
vCloud Airは、従来からあるリソース貸しのサービスに加えて、従量課金型のサービスが開始されます。(日本リージョンでは夏からとのこと)- 使用量ベースの課金(HDD以外は停止時間は課金対象外)・分単位課金
- クレジットカードによるセルフアクセス
- リソースのサイズを即座に変更可能
- ネットワークトラフィックは課金対象外!
- 今後の対応予定
- Direct Connect
- vRealize Automation Integration
- vSphere Plugin
- vRealize Operations Management Plugin
■vCloud Air Advanced Networking Service
2回のフェーズに分けた上で、ネットワーク面のアップデートが行われます。・vCloud Air Hybrid Network Services (第一フェーズ・2015年下期)
いわゆる、NSXに搭載されるEdge Gateway 6.0相当の機能が搭載される(らしい)
- ダイナミックルーティング
- SSL-VPNアクセス機能(NSXと同じであればなんとなくFirePassチックだと思う)
- 強化されたロードバランシング(NSXと同じであれば従来よりも細かいポリシーが設定可能)
・vCloud Air Advanced Networking Services(第二フェーズ・2015年秋? )
いわゆる、NSX機能実装と思われます
- マイクロセグメンテーションの実装
- vCloud Air Clientの実装によるL2-VPN実装(?)
■RaaS(旧DRaaS 2.0)の実装
お金をかけずにDRができる便利なサービスがさらに進化!- 最大24世代のリカバリスナップショット保持
(RPOによる) - ネイティブフェイルバックのサポート
(今までは、フェイルバックはvCloud Connectorのオフラインでの移動しかサポートされなかった) - vRealized Orchestrator Pluginによる、ワークフローの自動化
(いわゆる、Site Recovery Mamager的なことが可能?)
■Horizon Air リリース
ついにDaaSサービス誕生!- 3つのVDIタイプとRDSHをサポート
- Standardデスクトップ
- Advanced デスクトップ
- Enterpriseデスクトップ
- ホスト型アプリケーションサーバー
- いわゆるDesktoneにPCoIPとBlastをサポートさせたもの
さらにIaaSとしての完成度が高くなりそうですね。
個人的には、Advanced Network周りの詳細情報が欲しいのですが、まだ2回に分けてのアップデートという情報以外にほとんど情報がありませんので、またわかりましたらお知らせします。
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